真っ直ぐな目が変わる時
幼なじみを誘って、大濠公園へピクニックへ。
初めましての仲間も一緒に、ゆったり癒しの時間。
彼女の3歳と1歳になるちびっ子たちを見ていて、ふと思ったこと。
詩人の目
アーティストの目
まっすぐに
自分の中から宇宙を
宇宙の外から自分を
見つめる目
嘘をつかない
繕うことを知らない
ただただまっすぐ
自分の心とつながった目を
誰もが持っていたのに
それはどこで
変わってしまうのだろう
振りをして、真似をして、隠して。年月をかけて繰り返して、いつの間にか仮面が自分の顔になってしまう現代。いつもどこか窮屈だけど、すっきりしないけど、自分でもどうしようもない、そんな苦しさ。
その苦しみから人間が解放される時を、確かなタイミングでこの世に運べるよう、自分の命を使いたい。そう意志を強めた午後でした。
認識が世界を変える!
NR JAPAN株式会社 -認識が世界を変える-
当たり前という名の不可能
「アウトプットすることが存在の宿命」だという恩師の言葉を思い出します。
TEDな昼【Larry Page: Where's Google Going Next?】
TEDな朝【Simon Sinek's How Great Leaders Inspire Action】
少し前に見た、リーダーシップやマネジメントのコンサルタントであるサイモン・シネックのプレゼン。このプレゼンでは、彼が発見した「人を動かす指導者や組織すべてに共通するパターン」について、アップルやキング牧師、ライト兄弟の例を挙げながら語っています。
◯人は「なに」ではなく「なぜ」に動かされる
サイモンが発見したというパターンをシンプルに図式化した「ゴールデンサークル」。優れたリーダーたちが人を動かす時には、「Why(なぜ)」「How to(どのように)」「What(何について)」の順で説明するのだと言います。
yamagenmemo.blogspot.jp/2013/08/golden-circlenpono49.htmlより
普通はサークルの外から中に向かって考えるのが一般的。それを全く逆にすることが鍵という、いたってシンプル、かつ汎用性の高い法則です。
彼が成功事例として挙げているのが、アップルの伝え方。
Why:我々のすることはすべて、世界を変えるという信念で行っています。違う考え方に価値があると信じています。
How to:私たちが世界を変える手段は、美しくデザインされ、簡単に使えて親しみやすい製品です。
What:こうして素晴らしいコンピューターが出来上がりました。
当たり前のようですが、アップルの企業理念に賛同する人は、スマホもパソコンもMP3もAppleから買うようになる、というわけです。
ちなみに2年ほど前に、仕事でアップルの有名なCMを翻訳しました。まさにAppleの精神のみを語るCM。商品については一切触れていませんが、さすが、と言いたくなるようなかっこいいCMです。そのCMについての記事もあるので、お時間がある方はこちらもあわせて読んでみて下さい^^
長くなるのでここには書ききれませんが、このゴールデンサークルと脳の主要部位を対応させた説明や、新製品や新サービスの市場浸透に関する基礎理論「イノベーター理論」と絡めた説明もあります。
ビジネスの観点にめっぽう弱いので、このイノベーター理論は目からウロコ!なにか新しいものが生まれる時には、その出発点には必ずイノベーター(革新的採用者)という異端児たちがいるもの。
今自分が歩いている道は一見険しく見えますが、そこに確かな自信を感じられる学びになりました♪
◯世界最強のWhyとは?
サイモンは繰り返します。
"People don't buy what you do but why you do it."
「人は何(内容)ではなく、なぜ(信念)を買う。」
Whyとは言い換えれば、核心価値のことです。日本語で言えば「大義」のイメージ。企業のミッションであり、人ひとりひとりの持つ生き方の指針です。それらは人や企業によって異なると思いますが、ここで私が考えたのが、最も多くの人を動かすことのできる「ミッション」とはなにか?です。
最も多くの人を動かす「Why」は、必然的に「地球上のすべての人間がNOと言えないビジョン、ミッション」です。すべての人にとって必要なもの、すべての人が求めるもの。
そんなビジョンやミッションを持ち、それを具現化する仕組み、商品、サービスのすべてが揃い、商品化できたときに、世界最高の動員力を持つ組織、そして、世界最高の影響力を持つリーダーになれるのではないでしょうか。
◯NR Groupの核心価値
このプレゼンを見て、改めて自分の中で明確になったこと。それは、私たちNR Groupが、誰もがNOが言えない最高のビジョンを具現化しようとする革新的組織であるということです。
私たちの核心価値は、「人間の尊厳」を打ち立てることであり、その結果態である「恒久世界平和」「精神文明の創建」です。
私たちは世界で初めて、人類共通の限界である「観点の問題」を解決する教育コンテンツを開発し、人間とはなにか、生きるとはなにか、その答えを持ってチームプレーできる人材を輩出する経済システム、そしてそんな人材が活躍できる政治システムを20年かけて体系化してきました。
ここでは書ききれませんが、すべての人に共有したい理念、システム、コンテンツがあります。そして、「『なぜ』から始める人が周りの人を動かし、さらに周りを動かす人を見出せる力を持つ。」同じように志や理念ある人たちと新しい時代を創りたい!
そんな思いで走る「JAPAN MISSION PROJECT」、全国ツアーは始まったばかり!大阪を皮切りに、東京や福岡、北海道にも行きます。ご興味がある方はぜひお越し下さい⭐️
JAPAN MISSION PROJECTの意志
今朝方思いつき、兼ねてから訪れたいと思っていた、福岡朝倉郡にある「大刀洗平和記念館」へ行きました。東洋一と謳われたこの飛行場から、多くの特攻隊員たちが出撃していきました。
特攻隊と言えば鹿児島の知覧が思い浮かびますが、実は旧陸軍の飛行場/パイロット育成の中心はここ大刀洗で(知覧は数ある分校のうちのひとつ)、全国から選抜されたエリートたちが訓練を受ける場所だったそうです。
館内は撮影禁止。でも零戦だけは撮影OKとのことでした。こちらの零戦三二型は、現存する世界唯一の実機だそうです。
写真にはありませんが、B-29の大きさが分かる展示品もあり、予想以上の大きさにぞっとしました。あんな巨大な機体が編隊を組んで空を覆い、何百発、何千発もの爆弾を投下するとき、標的となった地上にいた人々にとって、それがどれだけの地獄だったのか。
山口県から修学旅行に来ていた小学生たちと一緒になりました。みんな元気。どんな思いで展示を見ていたのかは分かりません。
何より心に残ったもの、というよりも、忘れられないもの。それは、特攻に行った若者たちの顔と、彼らの残した手紙の数々です。
無邪気な表情、侍を思わせるような凛々しい顔、清々しい雰囲気。現代の日本人しか知らない私にとって、同じ日本人とは思えないような顔でした。家族や国を思う手紙はどれも達筆で、中には詩のように美しいものもありました。
こんな人たちが、今の日本を残した…。
この場所に足を運んだのは、過去を美化したり、単に歴史を忘れないためではありません。大刀洗に行くと思い立った、とても大切な理由。それは、未来を創るためです。
特攻で死んでいった若者たちの意志を、現代の日本に生きる自分とつなげる。そうすることで、この個人の体ではなく、日本を思い戦った集団の意志、そして私が生きてきた28年だけでなく、70年以上の激動の意志を引っ張り、新しい時代を創るエネルギーに転換することができます。
人類歴史すべての意志を活かし切り、未来を築いていく。それが観術の意志であり、私(わたくし)ではなく公のために命を賭した日本人たちの思いこそ、JAPAN MISSIONの中核を成すエネルギーです。
70年前の日本の若者たちの意志を引き継いで、現代の若者たちが全国を駆け抜けるJAPAN MISSION PROJECT。三日後には、皮切りとなる大阪が爆発します!
TEDな朝ごはん【Jill Bolte Taylor's My Stroke of Insight】
今朝の朝食のおともに、さっそくTED!
米国の脳科学者、ジル・ボルト・テイラーのプレゼン。1996年に脳卒中になり、右脳だけで世界を認識した体験を語っています。彼女の本は米国でもベストセラーとなり、この動画自体も人気です。
ハーバードの脳科学者が、「悟り」ともいえる経験をエネルギーと感情を込めて語っている様子は、かなりインパクトがあります。日本語字幕付きの動画もあるので、興味がある方はぜひ♪
私のピックアップしたいポイントは、左脳と右脳の機能とその特性、そして、体感的悟りの限界という二点。
①左脳と右脳の機能
◯左脳
取り込んだ五感覚情報の部分を取る。
境界線を引き、自と他を区別して認識する。
取り込んだデータを過去データと照合、未来の可能性へと投影する。
◯右脳
五感覚情報の全体を取る。
すべての存在を繋がったひとつのエネルギー体として認識する。
今ここ、この瞬間だけをみる。
固有名詞の自分なのか、体に収まりきれない無限の自分なのか、左脳と右脳、どちらかだけで世界を認識したとき、自分というアイデンティティは大きく変わります。
プレゼンの最後にジルは、右脳側の自分になったとき、人がどれだけ愛溢れる存在となり、平和な世界が創れるのかを切々と語り、「左脳と右脳、あなたはどちらの自分を選びますか?」と問います。
②感覚的悟りの限界
この問いにどれだけの人が答えられるでしょうか?
ジルは左脳内の血管が破裂した結果、右脳だけが機能するという体験をし、彼女が「Nirvana(涅槃、悟り)」と表現する境地を体感しました。しかし、彼女の体験は再現が困難であり、まったく同じものとして共有・伝達することは不可能です。
基本的に私たち人間には選択肢がありません。人類は500万年間、左脳の自分と右脳の自分など選ぶことはできず、脳機能に支配された状態で生きてきました。
ここに、新教育のニーズがあります。人間の無限の可能性を引き出し、平和な世界を創るだけでなく、人間の能力、知性を超えるAIが誕生しようとしている今、人間の尊厳を立たせるには、脳に固定された人間の観点を次元上昇させる「観術」のような次世代の教育が必要です。
脳自体を変化させることなく、人間の脳では認識不可能な世界を論理とイメージで共有可能にする、すべての学問を統合した新科学。興味がある方はぜひ、リニューアルしたてのNR JAPANのHPをのぞいてみてください♡
1日1TEDプロジェクト
現在携わっている日本発の未来教育「観術」も、20年という準備期間を終えて、多くの方に学んでいただけるシステム作り、そして世界展開も本格化していく流れが、今年から始まりました!
直近では今週末に大阪でイベントが開催されます♪
日本各地で仲間たちが活動している中、海外展開のパートを担当させてもらっているわたし。錆びついた英語と教養のブラッシュアップのために、なにか習慣化したい…。
ということで思いついたのが、タイトルにもある「1日1TEDプロジェクト」です^^
正式名称はTEDTalks。「価値あるアイディアを広める」をスローガンとするアメリカのグループ「TED」が行う動画の無料配信プロジェクト。スピーカーの有名・無名は関係なく、多岐にわたるプレゼンが無料でどこでも見れちゃう、しかも字幕も選べる!なんて理想的なツール♪
今日も二本観ましたが、とてもいい刺激になります。1日1TED、そしてそれを観術とも繋げて解析したら、かなり面白そうです!こちらのブログでも習慣化の意味を込めて、発信していきたいと思います。
何事も、日々の蓄積がだいじ。
日本語でも観れるので、興味がある方はどうぞ!