Recreate the Universe, Redefine the World

マインドフルネスのその先へ。日本から始まる、あたらしいせかいのつくりかた。

心の音

舞うように叩く姿に、こちらもワクワク
こんなドラムの演奏の仕方があるんだ

極めた先の「集中の一点」で
自分と自分の世界が消え去る

誰もが自分の思う以上のもの
すべてを出し切れる世界
最高だなぁ

ピンと張りきったときに初めて
弦楽器も打楽器も
音を出すことができる

心も同じように
雑念のなく静まり返ったときに
歌い出すことができるんだと思う

空間がものを言うなら

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空間がものを言うなら
どんなメッセージを発するだろう

これはわたしの実感だけど
「もっと活かしてほしい」と
言っているのかも知れない

先日のパーティー会場は友人宅で
普段は居住空間として機能している家が
住人も驚くような異空間に仕上がった

パーティーが終わった今、思う

愛を込めて空間を設計することは
その空間の可能性を引き出し
場に魂を吹き込むこと

その観点で空間を観れば
すべての存在が喋りだし
彼らのフォローシップの偉大さに
頭が下がる思いになる


あのパーティーの日
わたしにはたくさんの協力者がいた

それは人だけではなくて

道端で摘んだ草であり
ガスコンロの炎であり
もの言わぬ壁たちだった

空間がものを言うなら
言語を持たない存在たちが
ものを言うなら


「ただ愛しています」と
言い続けているのかも知れない

IoTのカンブリア爆発の先に

AIの進化に伴って
激動の時代が来るときに
人間の尊厳とはなにか
必ず問われるようになる

「人間の進化」とは何を指すのか

それは科学技術の進化だけではなく
現実を生み出す、人間の「認識」
そして「意思決定能力」の進化

尊厳と認識
この二つのキーワードなしに
人間の幸せを語るのは不可能だ

そのことを理解している
科学者や経営者は
自分が知る一人以外
おそらくまだいない

いい旅ってどんな旅?

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初めましても関係なく
同じ時空間を共有した箱根旅

いい旅というのは
「余韻が残る旅」なのかも知れません

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細かい風景は思い出せなくても
語り草になるようなシーンがあったり

言葉にならないけれど
なんともなしに
心温まったり

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後々になって
自分の見ている世界が
ほっこり豊かに実るような

そんな時間を
たくさんの人と
つくっていきたい

そう思えるような旅

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そっか
私にとっての
いい旅っていうのは

小さな輪で完結しない
どこまでも広がり続ける
「つながり」なのかも知れない

変わるべきもの

courrier.jp

「『天才』という言葉は残念なほどに不充分、あなたには最上級の形容詞が必要だわ。私の人生すべてが変わった、私の万物に対する見方が変わった」

「この楽曲では、チャイコフスキーのかすかなエコーとか、シベリウススメタナヨハン・シュトラウスを聞いた。でも、アルマ・ドイチャーの素晴らしい声は大きくてはっきりしている。彼女の名前が音楽史に刻まれる日がくるかと思うとドキドキするね」

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現代のモーツァルトとも言われる
Alma Deutscher(アルマ・ドイチャー)

誰もがアルマのような才能を持っている

ただ、現在の教育は
人の中に眠る才能を引き出して育てるようには
設計されていない

人に問題があるのではなくて
人を育てる「教育」が
変わる必要があるだけ

至極単純な話

 

だからわたしは、教育を変えたい

尊厳宣言

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この世界には
座標軸など存在しない

それは自ら引くもの

 

道を開けば、人はゆく
方向を指し示せば、人はゆく

自ら定義した瞬間に
時は流れ出す

 

高いところから低いところへ
水が流れていくように

深い深い意志に
人の心は流れていくもの

 

あらゆる限界を迎えたこれからの時代で
「善」の戦争が始まるとき

多くある「善」の中から
「最善」として世界基準になるものは

このなによりも深い意志ひとつ
そこから出発した
プロジェクトでなければならない

 

わたしには自負がある
その深い意志ひとつに出会い
世界を変える仕事をしているということ

 

心あらたに決断しなおす

熱くなったら負けの日本で
誇りと共にある生き方
それが人間の生き方だと

発信し続けること

宇宙の外の憎めないヤツ

涙が頬をつたわないように
地面と平行に
真下に顔を向ける

外は久しぶりの雨
空から降ってくる雫

宇宙はどこまでも
重力と一緒にいる

アスファルトの上の雨と
テーブルの上の涙は
なにか違うのか

誰が
空の上で泣いてるの

見上げるテーブルも
そんなことを思っているのか

 

wired.jp

(以下、写真はすべてWIRED.JPより)

  

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教科書だけを読んで「残響時間が何秒がいい」などと言っているうちは、自分にイメージがないんですよね。でも、ものごとは残響時間だけでは終わらないですからね。 

 

 

顔を地面と平行に
下に向けてると

自分の窓から見える世界が
ぼやけてくる

「見える」とはなにか
考えてみたけど

どうしてここまで
見たくて、聞きたくて
触れたかったのか

思い出そうとしても
もう記憶がない

 

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音響という仕事を評価するには、テクニカルな側面もあれば感性の側面もあります。さらに、ホールに誰もいない状態で手を叩いて音を聞いてみても、それでは意味がないんです。

 


何度も何度もパースを引いて
丁寧に、懇切に、心こめて

どれだけ試したかったんだろう
どれだけ走ってみたかったんだろう

思い出したい

 

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ぼくの原点とでもいうべきものは、ぼくが大学の頃、1973年に上野文化会館で聴いた、ドレスデンのオペラハウスのオーケストラ(シュターツカペレ・ドレスデン)。そのときのバランスが、いまだにショックでね。ワーグナーの「(ニュルンベルクの)マイスタージンガー」、ベートーヴェンの「(交響曲第)8番」、そして、ブラームスの「(交響曲第)1番」…。

 

心と宇宙の原点

思い出さないと
どこにも行けそうにない


そんな思考に肩がこるけど
どれだけ苦しくなっても

憎めないヤツが
宇宙の外にいる