Recreate the Universe, Redefine the World

マインドフルネスのその先へ。日本から始まる、あたらしいせかいのつくりかた。

天才の限界

「自分を信じることは、イノベーションのカギだ。イノベーターであることの大変さの一つは、正しいことをしていても周りが信じてくれないことだ。こと先鋭的なイノベーションとなると、民主主義は機能しない。未来を見通せない仲間や同僚のなかにあって、起業家は自分を信じ、人と違うことを良しとしなければならない。」

ジョブズを評する中での、ノーラン・ブッシュネルの言葉です。元記事はこちら。

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まわりから理解されない中でも突き進んでいくには、まず情熱が必要。氷を溶かす炎になれるか。道を創り、方向性を知らせることができるか。過去のイメージを引っ張ると、なんだか苦しそうなイメージがありますが、それも旧い「変革」のイメージかも知れません。自分が燃え上がることでまわりも変化するのだから、むしろワクワクすることのはず。仲間がいればなおさらです。

でも情熱や才能だけでは決定的に足りないもの。多くの天才の本当の孤独と限界は、変革を起こす中で生まれる苦労というより、自分のコピーを作れないことではないでしょうか。悟っても、権力を握っても、時代の寵児と称されても、自分と同じようなcreative & innovative mindを持つ仲間や、自分を超える人材とポジションを創れなければ、どれだけ強健な大帝国であっても、遅かれ早かれ潰れます。

Creationとinnovationの原理を共有し、真のチームプレーができる人材を育てることが、安定的で持続的な進化を生みます。どうすればそれが可能になるのかについては、また次回で!

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水平に流れる時間軸の板
その上を滑る水はよどみなく
誰もが疑うことなく流れていく

どこから来たのか
どこへ行くのかも知らず
知らされず

でもいつかどこかで
知る人たちが生まれ

水平の流れの中に
垂線を立てる

垂直の意志
人間の意識の裏側
その外からすべて貫いて
強烈な光の筋

暗闇の大海を駆け抜けて
光の道標を描く