Recreate the Universe, Redefine the World

マインドフルネスのその先へ。日本から始まる、あたらしいせかいのつくりかた。

当たり前という名の不可能

「アウトプットすることが存在の宿命」だという恩師の言葉を思い出します。

 
みなさんは毎日、自分を表現していますか?内側から爆発して、中にあるものをすべて出し切るような表現、発信。
 
内側に意識が向きやすい日本文化の海では、あまりないことかも知れません。わたしが個人的に感じる、日本とアメリカとの大きな違いのひとつが、実はこのエネルギーのベクトルの向き。
 
先日仕事でアメリカに行きましたが、水に溶かしたインクが水全体に広がっていくような、外へ外へと広がる文化を再確認してきました。コミュニケーションも、物も、発想も。
 
そんなアメリカの文化が生んだSpoken-Word Poetry。シアター(演劇)とポエトリー(詩)を融合したようなステージが大好きです。
 
ここまで表現できたら、心身共に健康になりそうだなぁと思うほど、ときに激しく、ときに静かに爆発するエネルギー。英語習得のプログラムを作るときには、絶対に組み込むんだ!と密かにワクワクしています。
 
今日は新しいお気に入りと出会えました。Japanese Americanの母とJewish Americanの父を持つNew York出身のSarah Kay。
 
キュートな表現、ストーリー性のある内容、そしてなにより声が柔らかくて好きです。英語もとても聞き取りやすい。
 
14:57から始まる最後の〆のポエムは、時空間を越える魂の旅のよう。日本のルーツからでしょうか、広島の原爆の風景も出てきます。
 
 
当たり前のように起こる不可能なこと。それはこの世界で繋がろうとすること。今この瞬間にもわたしはあなたの未来ではなく過去になっていく、あなたも同じように。でも…現在を共有する奇跡は確かなもの。
 
自分の中へ入っていくのではなく、表現すること、爆発すること、出会うこと。すべてのつながりは自らが発することから始まると、最近思うようになりました。
 
わたしだけの宇宙を生み出している、わたしの観点。それを通してあなたに出会い、その観点から出て、あなたの宇宙に手を伸ばす。すべての存在と感動の出会いを紡ぐストーリーが溢れる日本、世界を描きながら。
 
おやすみなさい^^