修了式
45日間。116人の仲間たち。
彼らのためなら、自分は剣にも弓矢にも盾にもなる。
躊躇いもなくそう言い切る自分に出会った時、
この体に日本の団結の魂が宿ったことを確信した。
「我」が消え落ちた先の大自由が、
究極のチームプレーにつながっていたなんて、
夢にも思わなかった。
家族のため、仲間のため、国のため、アジアのため、
そして、世界のため。
自分よりも大きなもののために死ぬことを己の存在価値としていた私たちの祖先。
一度は失ってしまったその精神をもう一度取り戻し、
彼らの生き様と一つになる清々しさは、爽快だった。
渦巻く絶望の反動として、「善」が無数に生まれて来るこの時代に、
「最善」を見極めることが出来るか。
これからを生きる人たちは、その選択を迫られるようになってくる。
その最善と出会えた確信、歓喜、幸せを土台に、
最高の命の使い方を実践し、心の火を燃やし続けるのが、これからの未来。
これまで人類を前進させてきたすべての意志たちと共に。
この45日間、肩を並べて限界を突破してきた仲間たちと共に。
あなたたちと同じ時代を生きれることに、
誇りで胸がいっぱいです。有難う。