Recreate the Universe, Redefine the World

マインドフルネスのその先へ。日本から始まる、あたらしいせかいのつくりかた。

フラクタル

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フラクタル

全体と部分が同じパターンで成り立つ自己相似の概念。異なるスケールで同じパターンを繰り返すフラクタルが、実は色んなところに隠れている。

一般的に言われているものだけでも、血管や河川の分岐構造、雪の結晶やシダの葉の形状、株価の変動など。

そして視点をぐっと引いて引いて、宇宙すべてに共通するパターンがあるとしたら。

それは生滅、つまり、無から有が生まれ、そして無へ戻ること。すべてが無いところから生まれ、有って、無に戻る。その繰り返し。

形だけじゃなく、風も、音も、匂いもなかったところから生まれて消える。考えも感情も、意味も価値も。

生まれる前にわたしはいなかった。わたしはわたしが存在しなかったところから、存在するようになった。わたしの両親も、その両親も、どんどん遡って、地球、太陽系、銀河系、宇宙までたどりついて。

すべてを生み出す宇宙ですら、無いときがあった。
そこで質問が生まれる。じゃあ、宇宙はどうやって生まれたの?

無から有が生まれる仕組みはどんなもの?すべての根本のパターンの仕組み。わたしたちが宇宙の中で繰り返し続ける、無から有が生まれる仕組み。そしてその目的。

それが分かれば、すべてが分かる。それが分からなければ、どれだけ研究しても、どれだけ問答しても、宇宙、銀河系、太陽系、地球、そして自分が生まれてきた意味も、永遠に分かりっこない。

宇宙なんて科学者みたいって思うかもしれないけど、それだけじゃない。

人生の意味を知りないなら、わたしたちは宇宙がないところを知らなければいけない。