時間とオムツと尊厳と
「今も一秒一秒が消えていってるんでしょ?」
「そうそう、だから今を生きるんだよ、そして未来もね」
夜9時前、横並びの電車に乗っていたとき、
右隣に座っていた小学校4年生くらいの男の子と彼の父親の会話。
時間の概念は、小さいときから不思議でした。
過去ってなんだろう、今ってなんだろう、未来ってなんだろう?
空間を移動する運動の概念があり、
移動と運動、つまり、動きを認識するから、
人間は「時間」を認識します。
だとすると、その「動き」を創り出しているものは、そもそもなんなんでしょうか?
その答えを知った今はとても単純で、
「なるほどなるほど、『今を生きる』ってこういうことか」と、
すっきり納得して「今」を生き、わくわくの心で「未来」を描ける自分でいます。
ちなみにその電車の男の子、80歳までは生きたくないのだとか。
オムツはいて変なご飯食べてまで生きたくないもーん、と。
人間の尊厳について思わされる、深い論理や。
60歳になる彼のお父さんは爆笑してました。
写真は、ニューオリンズの街中で♪