Recreate the Universe, Redefine the World

マインドフルネスのその先へ。日本から始まる、あたらしいせかいのつくりかた。

遊び場を失ってしまった、こどもとおとなの「宇宙再創造計画」

日本冒険遊び場づくり協会の天野秀昭(あまのひであき)さん。ひょんなことから見つけたインタビュー記事がとても興味深かった。
 
現在はメインで海外展開のプロジェクトチームとして動いているけれど、そもそもは人材育成という教育分野をバックボーンとしているわたし。
 
そんな教育の観点からこの記事を読んでいると、それこそ自分が日々考えていることや取り組んでいることを裏付けるような言葉ばかりで、有難く読ませていただいた。
 
⬛︎遊ばないと、心が死んでしまう

自分がピンときた部分をも〜〜〜のすごくザックリと書くと、
 
遊びは個人の世界を形成するのに欠かせないもの。そこに大人の判断基準で「正しい/正しくない」と制限をかけていては、子どもたちは主体性を持つことも、自分と自分以外のものと関係性を構築することも出来ず、自分を抑え続けることで体も精神もおかしくなってしまう。
 
というかんじ。
  
幼少期の環境や親との関係性は、個人の人生に多大すぎるほどの影響を及ぼす。人の根本的な変化をお手伝いするセッションを勉強している身として、これは日々痛感している。
 
聞いただけだと「なんだか楽しそうだなぁ」という軽い印象だった「遊び場づくり」。この記事を読んで、この子どもの遊び場を創るという活動がどれだけ切迫感を伴っているものであるかを感じた。
 
⬛︎壊せないものは作ることができない
 
記事の中で最も印象に残ったのが、「壊せないものは作ることができない」という言葉。

「子どもにとっていい遊び(場)というのは、恐らく子ども自身が自分の力で壊せるものがどれだけあるか。あの子たちが自分の意思で、自分の力でぶっ壊していけるものがどれだけあるかが、いちばん大きいと思う。というのは、壊せないものは作ることができないから。遊びって、最初はみな壊すところからはじまっているんです。

たとえば、赤ちゃんの手ではどうにもならないような、大人にはきれいに見えるプラスチックボールをあげたって、壊すことができないから、すぐあきちゃう。自分自身の力を働きかけて、変化を加えることができるものがあればあるほど、子どもは自分の世界をそれに向かって表現しようとする。それが、「その子」と「その物」との対話(コミュニケーション)なんです。」
 
人間はみな、変化したい
自分が存在することによって
影響を与え、変化を作り出したい
何かを生み出したい
創造したい、表現したい、実現したい
 
それがほんとは一番
楽しいことなんだ
やりたいことなんだ
 
そんな強い強い意志は
子どもの行動にこそ
顕著に表れているんだ
 
そういえばこのブログのタイトルもそう
Recreate the Universe, Redifine the World.
宇宙を再創造しよう、世界を再規定しよう。
 
あたらしいせかいのつくりかた。
あたらしいせかいをつくること。
これが人間の根底にある欲求なんじゃないかと思う。 
 
⬛︎意志の具現化に必要なエッセンス
 
人間が持つ創造の意志を具現化することはこの上なく楽しく感動することだけど、やっぱりまだまだ難しいと感じることが多い。
 
そんな自分が押さえておきたいと常々思っている、天野さんの言葉の中にある「創造」に必要な二つのエッセンス。
 
①自分の力で壊す
すでに誰かに付けられた名前や機能、意味や価値に縛られない
「無限の可能性を観る認識方式」
 
②壊せないものは作ることができない
すでにあるものを壊し、再現する過程で分かる
「新しい世界を創り出すための仕組み」
 
この二つがセッションではとても重要!
 
子どもも大人もみんな笑顔の
最高に楽しい世界が見たいから
こどもとおとなの「宇宙再創造計画」!
 
「仕組み」と「認識」
この二つを押さえながら
地道にセッションのトレーニングを
積み重ねる毎日です⭐️

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カリスマセッション士・・・の、たまご。
資格取得に向けて練習中🎵