2015-04-07 韓国の清道にて 雨に打たれても散らずに 満開のままで見送る 桜の並木道 始まりの頃はまだつぼみの形すらなかったのに 今ではもう花になって 全身全霊で咲き切っている 主人の帰りを待ちながら 息を潜ているような空間を包んで 微かに、歌うように降り続ける雨 この空間の意志にまた 一つの節目が刻まれ 出発のとき そして 新たな始まりを出迎える その日を心待ちにしながら 確かな前進の一歩を 踏みしめ続けていこう